日勤のみの看護師

看護師に夜勤はつきものですが、最近、日勤のみの仕事を探す看護師が増えています。
夜勤が辛くて体調を崩したり、出産や結婚、介護など家族の事情で夜勤が難しい看護師が多いことに加え、医療機関としても看護師不足が深刻化していることもあって、様々な働き方を提案する必要が出てきたため、日勤のみの求人も増えています。

ところで、この日勤のみの勤務というのは報酬の面ではどうなのでしょうか?
日勤のみで働くことができる場所には外来勤務、入院する施設のない病院やクリニック、患者の自宅などを訪れてケアを行う訪問看護、企業の医務室で働く企業看護師、保健所や学校などでの勤務などがあります。
空港やショッピングセンターなど人が多く集まるところでの勤務も基本的には日勤のみの勤務が多い職場です。
診療科でいえば眼科や美容外科、耳鼻咽喉科などは小さなクリニックも多く、日勤のみの勤務が多い診療科です。
他にも夜勤は夜勤専門の看護師を雇って任せているので、日勤のみの勤務が可能、という病院も少ないですがあります。

こうした病院に就職した場合には当然ですが夜勤手当がつきません。
看護師の給与はもちろん勤務する病院によって違いますが、基本給と諸手当によって計算されます。
単純に夜勤手当がなくなる分、給与が安くなるわけですが、夜勤を月に4日やっていたとして、一回あたりの夜勤手当が1万円だとすれば4万円の収入ダウンになるわけです。
夜勤手当がもっと高い場合や、もっと多くの回数夜勤をしていた場合はもっとそのマイナスは大きくなります。

これをどうとらえるかは働く人本人の考え方です。
健康や育児、家族との生活のためにはやむを得ないマイナスだと考えるのであれば、日勤のみの勤務はとても魅力的な働き方ですし、家族との時間を優先するために看護師として働くことを辞めてしまう人も多いことを考えれば、看護師としてのキャリアを活かすこともできる方法です。

看護師が働く医療現場はその技術や機器の進歩がめざましく、一度現場を離れてしまうとブランクに不安を感じてなかなか復職できない看護師がたくさんいます。
看護師としてまた働きたいという気持ちがありながらも復職できなくなるよりは、少しでも医療現場に関わり続けることが長く看護師を続けていくためには大切なのかもしれません。
自分にあった働き方を見つけましょう。
看護師が働きやすい環境をつくり、潜在看護師を生み出さないことが、看護師不足の解消につながり、それが看護師の働く環境をよくすることにもつながります。